映画やドラマの即戦力を育成 !!
ミリタリーアクションワークショップ

HOME > ミリタリーコラム > ミリタリーの基本「ファイアー&ムーブメント」について

ミリタリーの基本「ファイアー&ムーブメント」について

● 射撃と前進で敵を封じる

「ファイアー&ムーブメント(射撃と移動)」とは、
近代以降の歩兵戦術の一つの原型としての教義で、
最近ではサバイバルゲームやコンピューターゲームの世界を通して
広く知られるようになっています。
射撃と前進を交互に連携させることで、敵の反撃を封じ効率的に制圧する戦法で、
第一次世界大戦以降の現代に至るまで、世界のほとんどの陸軍では
歩兵分隊の戦術にこのファイアー&ムーブメントをとり入れています。

● 「攻撃班」と「機動班」の相互連携

ファイアー&ムーブメントでは、まず一個分隊のうち
軽機関銃などを使用する「射撃班」と、小銃を使用する「機動班」の二手に分けます。
射撃班が軽機関銃で敵陣に制圧攻撃を加えて反撃を封じている間に、
機動班が有利なポジションまで前進したところで射撃や火力攻撃を開始します。
さらにその間、今度は射撃班がさらに敵陣に接近して射撃する、
という段取りを交互に繰り返していきます。
最終的に敵陣に乗り込んだら、銃剣や手榴弾などでとどめを刺す、という手筈です。

● リアルなミリタリーアクションを身につける

原理としては「攻撃しながら前進する」という単純なものに見えますが、
戦闘では敵側も同じことを考え、ときに同じ行動をする場合もあるわけですから
簡単にはいきません。
突入は慎重の上に慎重を期しますし、先陣を切って攻撃する者は
敵に見つからないことが大前提です。
また、相互支援しながら敵の前線を分断し、組織としての抵抗を弱めることも目的なので、
厳格な命令系統のもとに鉄壁のチームワークなしには成功しない戦術ですし、
隠れながらジグザグに匍匐前進するので、基礎体力と訓練も当然ながら不可欠です。
こうしたアクションをリアルに再現するには、
本格的なタクティカル・トレーニング(射撃・格闘・潜入などの総合的な戦闘技術)が
必須と言われます。
ビッグファイタープロジェクトでは、元自衛隊や警察OBの講師陣が、
実践的かつ本格的なアクション指導を行なっています。
タクティカル・トレーニングに匹敵するリアルな動きは、
アクション俳優としてのスキルをより高めることにつながるでしょう。

最新情報

【 ホームページをリニューアルしました 】
より多くの方々に、ミリタリーアクションワークショップ情報をお伝えできればと思います。